大血統⑥ヘロド系⑦ハンプトン系種牡馬⑧セントサイモン系⑨マッチェム系⑩マイナー系

血統

⑥ヘロド系 ⑦ハンプトン系 ⑧セントサイモン系 ⑨マッチェム系 ⑩マイナー系

こちらの5つの大血統を紹介して行きたいと思います!

大血統①サンデーサイレンス 日本競馬の礎を築いたサンデー系種牡馬

大血統②世界で活躍するノーザンダンサー系種牡馬ニジンスキーダンチヒサドラーズウェルズなど

大血統③ネイティブダンサー系・ミスタープロスペクター系種牡馬

大血統④ナスルーラ系種牡馬 ボールドルーラープリンスリーギフトなど

大血統⑤ターントゥ系(サンデー系以外)エピファネイアやモーリスを産んだロベルト系など

ヘロド系

ヘロド系

ヘロド

かつてはキングヘロドと呼ばれた大種牡馬。生涯成績は10戦6勝。競争馬としては超1流とまではいかなかったが、種牡馬としては超1流となり活躍。ヘロドのリーディングサイアーの後はハイフライヤー、その後はハイフライヤー産駒のサーピーターティーズルもリーディングサイアーになり、この系統だけで33年間で31回もリーディングサイアーを獲得している。18世紀後半から19世紀前半にかけてサラブレッドの主流血統は現代ではマイナーなヘロド系であった。19世紀後半に入るとハイフライヤー系やフロリゼル系が衰退、滅亡し、徐々にエクリプス系に押されていく。ヘロド系はウッドペッカーの子孫が現在も存続しているが、活躍している種牡馬は僅かであり勢力は極めて小さい。

 

代表産駒 ハイフライヤー、ウッドペッカー

 

マイバブー系

マイバブー

ウッドペッカーから数えて14代目のトウルビヨンからヘロド系として息を吹き返した。凱旋門賞馬のジュベルの産駒。日本で活躍したパーソロンの2代父として知られる。母父としてもダマスカスやゲイムリー、リトルカレントなどを排出している。生涯成績は16戦11勝。

パーソロンの産駒として7冠馬のシンボリルドルフがいる。

 

ハンプトン系

ハンプトン系

ハンプトン

4歳までは4人の馬主を転々とした。最初は全く期待されていなかったものの、4歳の時に最後の馬主に変わった時に覚醒。5歳時は完全に一流馬の仲間入りをし、6連勝、3大カップレースの2つ、グッドウッドカップ、ドンカスターカップを制した。リーディングサイアーは1度しか取れなかったが10年以上にわたって上位を保ち続けた。

代表産駒 メリーハンプトン、ラダス、ベイロナルド(後継種牡馬として活躍)

ハイペリオン系

ハイペリオン

生涯成績13戦9勝、父はイギリスの3冠馬で自身も2000ギニーは出走できなかったがその後のダービーステークスとセントレジャーステークスで2冠を達成。子孫は大いに繁栄しハイペリオン系を築き上げたが、その後のノーザンダンサー系等の台頭等の影響もあって衰退した

 

代表産駒 オーエンテューダー、サンチャリオット

ファイントップ系

サッカーボーイやナリタトップロードの血統。ナリタトップロードでファイントップ系の認識が広まりましたが、今の日本ではかなりのマイナー血統と言っても良いでしょう。

 

セントサイモン系

セントサイモン系

セントサイモン

10戦無敗の成績を残した超逸材のセントサイモン。アスコットゴールドカップやグッドウッドカップでは20馬身差の勝利で圧倒していた。牡馬と牝馬で1頭ずつの3冠馬を産出し、クラシックを全勝した年(1900年)すらあった。その血統はイギリスに留まらず世界中に拡散しサラブレッドの血統に多大な影響を残した

 

代表産駒 パーシモン、ラフレッシュ、ダイヤモンドジュビリーなど

 

ヒンドスタン系

ヒンドスタン

生涯成績は8戦2勝。イギリスでのダービーは着外であったが、アイルランドに遠征したアイリッシュダービーで勝利。他セントジョージステークスの2勝のみ。引退後は日本にて種牡馬生活を送り、7度日本リーディングサイアーに輝くなど成功を収めた。代表産駒は戦後初の3冠馬シンザン。

 

代表産駒 シンザン、ヤマトキヨウダイなど

 

リボー系

リボー

1950年代中ごろに活躍したイタリアの競争馬・種牡馬。20世紀を代表する名馬の1頭で、20世紀のヨーロッパ記録となる16戦無敗、凱旋門賞連覇の成績を持つ。1000m〜3000mに勝ち鞍がありどの距離でも強さを誇った。引退後は種牡馬としても成功した。

 

代表産駒 ラグーザ、アーツアンドレターズ、モルヴェドなど

マッチェム系

マッチェム系

マッチェム

まだサラブレッドの概念が完全には確立していない時代の名馬である。父方直系子孫は現在でも残存し、エクリプス、ヘロドと並びサラブレッド三大始祖の一頭に数えられる。生涯成績は12戦10勝。

代表産駒 コンダクター、オランデーズ、テトータムなど

 

マイナー系

マイナー系とは、これまでに挙げてきた大血統①〜⑨までとは違いマイナーという括りになる。これまではサンデー系やノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系など大血統としての括りがあったが、マイナー血統はその種牡馬からなるマイナーな血統ということになる。それでもマイナー血統でも活躍する種牡馬、競争馬が多くいることを知っておくと良い。

ノーザンダンサーも4代上までみてみるとマイナー系やセントサイモン系、ハンプトン系、マッチェム系などを経てノーザンダンサーが産まれている。

 

スターリング系

スターリング

スターリング系から派生したブランドフォード系は絶滅寸前となっている。産駒はマイル前後やステイヤー系が多いがリーディングサイアーを取ったことはない。

 

代表産駒 アイソノミー、パラドックスなど

ストックウェル系

ストックウェル

生涯成績は20戦12勝。2000ギニー、セントレジャーステークスを勝利し2冠を達成した。種牡馬としては7回のリーディングサイアーを獲得。クラシックウィナー12頭はサドラーズウェルズと並んで歴代最多。勝利数17もセントサイモンと並ぶ史上最多記録である。

 

代表産駒 ドンカスター、ロードリヨンなど

ダマスカス系

ダマスカス

生涯成績32戦21勝、ベルモントステークス、プリークネスステークスなど連勝。ケンタッキーダービーは勝ち損ねて3冠を逃したが、1967年のウッドワードステークスで強豪の2頭を10馬身以上差の圧勝。

代表産駒 オジジアン、パシフィックプリンセスなど

ニアークティック系

ニアーティック

ノーザンダンサーの父であり、カナダの年度代表馬にも選ばれたことがある。代表産駒はノーザンダンサーになるが、そのほかにもノノアルコやアイスカペイドなどを排出しカナダのリーディングサイアーを7度受賞している。

 

代表産駒 ノーザンダンサー、ノノアルコ、アイスカペイドなど

フェアウェイ系

フェアウェイ

生涯成績は15戦12勝、セントレジャーステークス、エクリプスステークス、チャンピオンステークスなど勝利。チャンピオンステークスは連覇している。産駒には2000ギニーおよび1000ギニーを優勝したものが5頭いる一方、ゴールドカップやグッドウッドカップなどの長距離レースで活躍したものは一頭もいない。

 

代表産駒 ブルーピーター、フェアトライアルなど

 

最後に

これまで大血統を10に分けてみてきました。他にも〇〇系というのはありますが、日本では見ることが多い血統を中心に、そして亀谷さんのスマート出馬表をもとに紹介してきました。

今度は日本の種牡馬がどの血統でどのような時に走り、どのような時に走らないのかなどをブログに投稿していこうと思います!

少しでも馬券の役に立つものを挙げていければと思います!

亀谷敬正の競馬血統辞典

スマート出馬表

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